【1920～1930年代】オスカーが手に入るドレス辞典

イギリスのマーケティング会社Big Groupが2014年に作成した歴代オスカー女優たちの受賞ドレスのインフォグラフィックが今年リニューアルして発表され、話題を呼んでいる。そこで、歴代オスカードレスを写真で一気見。受賞作品とともに100年の歴史を振り返って、“オスカーを獲れるドレス”の傾向と対策をみんなでレッツ推測！　初回は1920～1930年代をお届け。

【1940年代】オスカーが手に入るドレス辞典

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1937

ルイーゼ・ライナー『巨星ジーグフェルド』

ドレス：不明
　
ドレス名は不明なものの、まずここで着目したいのが当時無名であることを求められていたコスチュームデザイナーのエイドリアン。『巨星ジーグフェルド』で衣装を担当しているMGM所属のコスチュームデザイナー。担当したのはグレタ・ガルボ、ノーマ・シアラー、ジャネット・マクドナルド、ジーン・ハーロウ、キャサリン・ヘップバーン、ジョーン・クロフォードほか。代表作は何といっても『オズの魔法使い』。当時のハリウッドでは特に珍しくなかったオープンリーゲイであったが、アメリカの検閲制度（日本の映倫にあたる）“ヘイズ・コード”が発表され、ゲイに対してネガティブな視線が集まり始めると、ジャネット・シアラーと便宜的結婚をし、一子をもうけ生涯添い遂げた。

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