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photo : AFLO

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「男も女も嫌い、でもあんたは好き」

「男も女も嫌い、でもあんたは好き」/『モンスター』
 
シャーリーズ・セロンが実在した死刑囚アイリーン・ウォーノスを演じ、2003年アカデミー賞主演女優賞を受賞した衝撃の愛の物語。アイリーンはなぜ連続殺人犯になったのか──それは、たった一人愛した人、セルビー(クリスティーナ・リッチ)と生きるためだった。幼い頃から身体を売って生きてきたアイリーン、同性愛者であることを認められずに苦しむセルビー、社会からつまはじきにされる疎外感を抱いて生きてきた彼女たちの苦しみ、それが実話であることに驚かされる。さらに、アイリーンを演じるためのシャーリーズ・セロンの役作りにびっくり! あの抜群のスタイルと美貌を封印し、体重を13キロも増やして挑んだ体当たり演技は必見!
 
女子的シネマ名言は「男も女も嫌い、でもあんたは好き」。最初にキスをしてお互いの気持ちを確かめ合ったときのアイリーンのセリフ。否定的でありながらも、たった一人を愛しているという深い想いが伝わってくる。

  • 『モンスター』(Monster)
     
    2003年
    監督/パティ・ジェンキンス
    出演/シャーリーズ・セロン、クリスティーナ・リッチ、ブルース・ダーン

「体当たり演技でオスカーをゲットした女優たちの名作 6選」トップへ

text : Rie Shintani

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