「あなたの感じてることを感じる」

「あなたの感じてることを感じる」／『50歳の恋愛白書』 
 
愛しているから結婚して、愛しているから子供を産んで、愛しているからいい妻であろうと努力してきた。でも、愛が冷めてしまうことだってある、いつの間にか違う誰かを愛してしまっていることだってある──。そんな心変わりをセカンドチャンスだと受け入れ、前に進む勇気を与えてくれるのが『50歳の恋愛白書』。30歳も年上のハーブ（アラン・アーキン）と結婚したピッパ（ロビン・ライト・ペン）は、みんなが憧れる理想の妻だが、夫の浮気現場を目撃してしまったことである決断をする。それは、本当の自分をさらけ出せる相手、35歳のクリス（キアヌ・リーヴス）との人生だった。
 
女子的シネマ名言は「あなたの感じてることを感じる。あなたが怒ったり喜んだり悲しんだりすると私の体でそれを感じるの」。若い頃のピッパ（ブレイク・ライヴリー）がハーブに言ったセリフ。愛している以上に愛を感じる一言。