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2014年、第86回アカデミー賞レッドカーペットにて、妹のアナを演じたクリステン・ベルと。「ヴェロニカ・マーズ」、「ゴシップガール」などドラマで有名なクリスティンだが、実はニューヨーク大学のティッシュ・スクール・オブ・ジ・アート出身で、イディナの後輩にあたる。今回のアナ役で彼女の歌唱力にも注目が集まった。

Photo : Getty Images

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成功の秘訣は謙虚さと……

“鉄の喉”と称され、ふつうの歌手が同じ発声方法で試すと、まず声帯がボロボロになると言われる。それほど稀有な存在にも拘わらず? もしくはだからこそ? イディナは最後まで謙虚。成功の秘訣は、そこにありそう。そんな謙虚な成功者は、今回の成功でさらにキャリアアップしたように見える。現在、新しいプロジェクトも進めているという。天性の声を持ち、それをストイックに磨き上げる……そんな仕事ぶりがイメージされるが、実は違うよう。
 
「(声優は)前にもほんの少しだけやったことがあるけれど、とにかく、とても楽しかったわ。これまではレコーディング・スタジオで長時間を過ごし、ミュージカルのアルバムや私自身のアルバムのレコーディングをしてきたけれど、そのヘッドホンを外して自分自身のちょっとした世界に入ってゆくことは大好きだし、自分の声で遊びながらその居場所を見つけて、ああいうキャラクターを作り上げることは、私にとってとてもエキサイティングなことなの」。
 
謙虚さだけでなく、自分の才能で遊ぶことができる。イディナ・メンゼルという歴史に残るミュージカルスターの本当の天性は、もしかしたらそんなところにもあるのかもしれない。

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    『アナと雪の女王(原題:Frozen)』

    Story
    触れるものを凍らせる“禁断の力”を持つ女王エルサは、両親の死後、その力を制御できず、あることがきっかけで真夏の王国だった自分の国を明けることのない真冬の王国に変えてしまったことで、罪悪感から雪山深くへ逃走する。妹のアナは姉と王国を救うため、危険な旅に出るが……。 

    声の出演(字幕版):クリステン・ベル(アナ)、イディナ・メンゼル(雪の女王/エルサ)、ジョナサン・グロフ(クリストフ)etc.,
    声の出演(日本版):松たか子(雪の女王/エルサ)、神田沙也加(アナ)etc.,
    配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

    2014年3月14日(金) 2D・3Dロードショー
    http://ugc.disney.co.jp/blog/movie/category/anayuki
     

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