インタビュー 2018/6/20(水)

初共演にして大親友に! 沢尻エリカ×コムアイの猫派女子トーク

夢を諦めきれないアラサーのヒロイン沙織と飼い主を癒す子猫のキイロとして、『猫は抱くもの』で共演した沢尻エリカとコムアイ。共通の友人はいたものの、現場で初めて出会って意気投合、撮影後は一緒に海外にも出かけたそう。二人の共通言語は音楽とフェス。とはいえ、愛してやまないフェスへのアプローチはまるで真逆。お互いに感心し合うほど、用意周到な沢尻とマイペースなコムアイだが、それぞれ猫気質なところは同じらしい。

Photo: Toshiki Hiraiwa Text: Aki Takayama

  • 沢尻エリカ/1986年生まれ。東京都出身。映画のデビューは、森岡利行監督の『問題のない私たち』(04)。その後、井筒和幸監督の『パッチギ!』(05)のヒロインを演じ、第29回日本アカデミー賞新人俳優賞、話題賞俳優部門ほか各賞を受賞し、その演技力が評価される。その後の出演作に、『間宮兄弟』、『手紙』、『クローズド・ノート』等。蜷川実花監督の『ヘルタースケルター』(12)では日本アカデミー賞優秀主演女優賞を受賞。また近年では、テレビドラマ「母になる」(17)での演技が注目され、映画『不能犯』(18)では刑事役を熱演。『食べる女』(18)、『億男』(18)の公開がひかえている。
     
    コムアイ/1992生まれ。神奈川県出身。2013年に結成したユニット「水曜日のカンパネラ」のボーカル。2014年11月に発売した 『私を鬼ヶ島に連れてって』に収録されている楽曲「桃太郎」がWEBやラジオを中心に話題となる。その後も、ユーモアと中毒性のある音楽やパフォーマンスがファンを魅了してやまない。近年では、DOLCE&GABBANAがミラノで発表した2017-18年秋冬コレクションのショーでランウェイモデルとしても歩き、VOGUE JAPAN WOMEN OF THE YEAR 2017を授賞。同年、ドラマ「ワニトカゲギズ」で役者デビューを果たし、本作『猫は抱くもの』が初の映画出演作となる。最新EP「ガラパゴス」6/27発売。

  • 『猫は抱くもの』

    夢を諦めきれない元歌手でいまはスーパーで働いている沙織(沢尻エリカ)にとって、猫の良男(吉沢亮)だけが心を許し、本音を打ち明けられる存在だった。万引き少女の身元を引き受けに来たゴッホ(峯田和伸)を見かけた沙織は彼がキイロという名の猫(コムアイ)を飼っている姿を妄想する。何をやってもうまくいかないアラサー女子と彼女を癒す、自分が人間だと思っている猫の心温まる再生の物語。沢尻エリカにとっては6年ぶりの主演作。コムアイは本作が映画初出演で映画音楽も担当、劇中では「キイロのうた」を披露している。

     

    監督/犬童一心 原作/大山淳子 脚本/高田亮 音楽/水曜日のカンパネラ 撮影/清久素延 照明/疋田ヨシタケ キャスト/沢尻エリカ、吉沢亮、峯田和伸、コムアイ(水曜日のカンパネラ)、岩松了ほか
    2018年6月23日公開。 http://nekodaku.jp/

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