スーパーヒーローと演劇の狭間にある仕事道
―あなたが育った英国と違う国、アメリカで仕事を成功させるため、そして認められるため大切にしてきたことを聞かせてください。
アンドリュー:生まれたのはLAなんだけど、3歳で英国に移住したからね。そうだね、人に認められる、受け入れられるということは異国で仕事をすることで重要なことではあるけれど、いちばん大事なのは、自分が仕事にどういう姿勢で向かっているのか、アプローチをしているのかということ。さっき歌舞伎役者の中村獅童さん(日本語吹き替え版で敵のエレクトロ役を担当)に会って、歌舞伎という歴史を背負っていると感じたよ。僕は自分の家系の中では初めての役者だし、英国やアメリカの映画界では“役者”という仕事が長らく続いてきた伝統的な職業という意識をなかなか感じることはできないけれど、僕は歴史的なこの“職業”を“継いでいる”と思っている。それにひと役買いたいんだ。だから、これからも役者の高みを目指して生きていけたらいい。それが大切にしていることだね。
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世界的に大ヒットを飛ばした一連の『スパイダーマン』を引き継ぎ、新シリーズ『アメイジング・スパイダーマン』がスタートを切ったのは、2012年。並み居るライバルを蹴落とし、世界的ヒーロー役をゲットしたアンドリュー・ガーフィールド。第二弾は彼演じる主役ピーターの人生が、壮絶なクライマックスとともに大転換する物語。気になりすぎるその内容を知ったら、仕事でめげていた人もきっと復活できるはず。
『アメイジング・スパイダーマン2』
監督/マーク・ウェブ
出演/アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、ジェイミー・フォックス、デイン・デハーン、サリー・フィールドetc.,
配給/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
公式サイト/http://AMAZING-SPIDERMAN.jp/
2014年4月25日(金)~、TOHOシネマズ日劇ほか、3D&2D全国ロードショー■公式Twitter:twitter.com/Spiderman_JP ◆ハッシュタグ: #あめすぱ