インタビュー 2015/8/7(金)
名門一家の実力派3世美人セレブ

『ジュラシック・ワールド』:女優ブライス・ダラス・ハワードの“姫川亜弓”度

全世界・全米ともに興行収入歴代トップ3入りを果たし、 第2位の『タイタニック』超えまで秒読みと見られている『ジュラシック・ワールド』。22年前、世界中の話題を独占したスティーヴン・スピルバーグが創り上げた『ジュラシック・パーク』とそれに続くシリーズが、最新の技術で3D映画として再び蘇る。この大作のヒロインに選ばれたのは、アメリカ映画界の名門ハワード一族の娘、ブライス・ダラス・ハワード。『ビューティフル・マインド』などで知られるアカデミー監督の父、ロンと同じく俳優業と監督業をこなす彼女が、恵まれた環境を捨て、今の実力を手にするまでのストイックな過去を語ってくれた。

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典型的な“ハリウッド・ビューティ”とも言えるほど、ゴージャスな雰囲気。いっぽうで話してみると驚くほど気さくで、インタビュー中も思い切り笑うシーンの連続。

Photo : Osamu Kurihara

4/5

お嬢なのにストイック

―お話を聞いていると、とても優等生な感じがします。そういえばあなたが演じる女性は今回のクレアも含めて非常に真面目で、仕事にまっすぐな人が多いですね。あなたの人格そのものなのでしょうか? それとも実はまったく違ったりします?
 
(爆笑!)そんなこと考えたことなかったわ! でも、そうか! 今やっと気づいたわ(笑)。そうね、多分まだ私は学生なのよ。私が受けた演劇教育は常にシリアスでストイックなものだった。その影響をまだ引きずっていて、それが私の人格を形成しているの。真面目な女性像は私そのものなのね。
 
NYの「シアターMITU」の原理は、“ブトーシアター”と呼ばれているくらいストイックなもの。多分、日本からその精神は来ていると思うのだけれど。こんなことがあったわ。建物の側面でパフォーマンスをしていて、ひとりの役者が落下してしまっても、それでも芝居は続けられたの。本当に悲しいことに、(すぐに病院に運び込まれたけれど)結局その役者は亡くなってしまって……。でも、舞台上ではどんなハプニングが起きても芝居はし続けないといけないと、役者は命がけで芝居をするんだと、そういった意味で非常にストイックな教育を受けたの。

  • (C)2015 Universal Pictures

    『ジュラシック・ワールド』

    『ジュラシック・パーク』から22年・・・予期せぬトラブルにより『ジュラシック・パーク』では実現に至らなかった、地球史上最大のテーマパークが遂にオープンする。先史時代最高の生物である恐竜と、至近距離で触れ合える施設。パークを監督する野心家のクレアのもとに甥っ子2人が突然遊びにくるが、突然の恐怖が彼らを襲う……。

    監督/コリン・トレボロウ
    製作総指揮/スティーヴン・スピルバーグ、トーマス・タル
    出演/クリス・プラット、ブライス・ダラス・ハワード、タイ・シンプキンス、ニック・ロビンソン
    配給:東宝東和
    公式サイト/http://www.jurassicworld.jp

    全国公開中

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