2014/3/28(金)
出演の決め手は、真実を探す監督ケシシュ
―まさに映画の中のアデルを生きるには身も心も捧げる覚悟が必要だったはずですが、あなたの背中を押したものは何だったでしょうか?
アデル・エグザルコプロス(以下アデル):この映画が普遍的な愛の物語だったこと、共演者がレアだったことも理由だけれど、何よりも監督がケシシュ監督だったことが大きいわ。現在のフランス映画産業の中で、無名の役者を主役に抜擢する監督なんて彼以外ほぼいない。彼は常に真実を探している監督で、その点にも強く惹かれたの。
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『アデル、ブルーは熱い色』
監督・脚本/アブデラティフ・ケシシュ
原作/ジュリー・マロ「Blue is the warmest color」
出演/レア・セドゥ、アデル・エグザルコプロス、サリム・ケシゥシュ、モナ・ヴァルラヴェン、ジェレミー・ラユルトほか
原題/LA VIE D’ ADELE CHAPITRES 1 ET 2/2013/フランス/フランス語/179分/
配給/コムストック・グループ
2014年4月5日(土)より、新宿バルト9、Bunkamuraル・シネマ、
ヒューマントラストシネマ有楽町ほか全国ロードショー
2013年カンヌ国際映画祭パルムドール受賞・国際批評家連盟賞受賞
Text : Reiko Kubo