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トム・ヨーク率いる、最強個性派バンド

アトムス・フォー・ピース

「フジロック・フェスティバル’10」で初お目見えしたこのバンド、元々はトム・ヨーク（レディオヘッド）が自分のソロアルバム『ジ・イレイザー』をライヴで再現したいためにメンバーを集めたもの。それがツアーをしているうちに次々とその場でエネルギッシュに生まれる音楽のケミストリーが面白く、結果バンドとしてアルバム『アモック』（2月20日発売）を完成させてしまった。そのメンバーは、レッド・ホット・チリ・ペッパーズのフリー（B）に、ベックのバンドでお馴染みのジョーイ・ワロンカー（D）、デヴィッド・バーンと共演の多いマウロ・レフォスコ（Per）、そしてプロデューサーとして大活躍している盟友ナイジェル・ゴドリッチという豪華な顔ぶれ。誰もが認めるスーパーバンドだ。