2016/12/15（木）
結婚とは何ぞや？「逃げ恥」に共感する人、必読！ それでも結婚する女の暗黙ルール7
向かう先がが天国であれ地獄であれ、とにかくすぐに結婚をしたいと考える女性に向けて、社会学者であり作家でもある鈴木涼美さんが結婚するための極意を伝授。社会的背景や自身の幅広い交友関係から分析する、結婚した人の共通項とは？ 結婚と恋愛はまったくの別物とは言うけれど、いまいちピンときてない人にこそ読んでほしいリアルすぎる婚活道。
「逃げ恥」ブームの後押しもあり、結婚制度に疑問の声もあがる昨今、それでもそれを代替し、さらに補完するような新しい価値観は今のところ見当たらない。でも世界の不条理と社会の悪意のなかをひとりで生きていくなんて、深海の薄暗さと崖の上の緊張感に交互に煽られるようなもので、誰だってとても怖い。そういう荒々しさを軽やかにしてくれたり、ドラマティックにしてくれたり、道を補完してくれるパートナーはできれば欲しい！
結婚したい人、したくない人、いずれはしたいという人、最早諦め気味という人。様々なタイプの人が存在するけれど、30歳という年齢を境目に、それまでに結婚した人としていない人を隔てるのは、美人でもブスでも男の趣味でも学歴でもない。では、そのルールとは？
Text : Suzumi Suzuki Photo : Getty
-
鈴木涼美／社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』（幻冬舎）や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』（青土社）など。Twitter：@Suzumixxx
MORE TOPICS
RELATED TOPICS
関連記事