【第六回】イベント飽和時代!? それでも2017年必ず押さえるべき海外フェス5
2017/04/12(水)
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今年はザ・ウィークエンドのライブを観るセレーナ・ゴメスに会えるかも 

ザ・ウイークエンドのライブでロマンティックな夜を

ラインナップのなかで、やはりもっとも期待出来るのは、退廃的なエロティシズムを表現させたら右に出る者はいないR&Bシンガー、ザ・ウイークエンドでしょうか。

ダフト・パンクとコラボしたザ・ウィークエンドの「Starboy」

ダフト・パンクの参加も話題になった昨年末リリースの最新作「Starboy」は5ヶ月近く全米チャートのトップ10にずっと居座っているし、人気と評価からしてもドレイクと並ぶ、今を代表する存在。この3月にも世界中の「H&M」のポップアップコレクションの顔として話題を振りまいたばかり。彼の今回のツアーもステージセットがあまりに大規模すぎて、日本公演が実現する可能性は限りなくゼロに低い。

“The Madness Fall Tour”でのザ・ウィークエンドのステージ

ベニカシムで単独ツアーほどの豪華さはおそらく望めないとは思いますが、真夜中のビーチの側でザ・ウイークエンドのステージを体験するというのは格別に違いない。なので、カップル旅行の行き先としては、ひとつあるのでは?という無責任な放言で締めたいと思います。

過去のベニカシム国際フェスティバルのライブ風景 courtesy of fiberfib via Instagram 

いずれにせよ、今、フェスティバルに足を運ぶなら、海外。それは間違いありません。ぜひともロケーションやホスピタリティ、ラインナップなど細かい情報を吟味した上で、初めての夏の体験を謳歌してください。

Text: Soichiro Tanaka Photo: Getty, Aflo

  • 田中宗一郎/音楽サイト「ザ・サイン・マガジン」のクリエイティブディレクター、音楽評論家、DJ。1963年、大阪府出身。雑誌『ロッキング・オン』副編集長を務めたのち、1997年に自ら音楽雑誌『スヌーザー』を創刊。その後、2013年秋にWEBメディア「ザ・サイン・マガジン」を開設。『スヌーザー』がオーガナイズするクラブイベント、クラブ・スヌーザーは全国各地にて現在も開催中。@soichiro_tanaka

  • ベニカシム国際フェスティバル
    開催日/2017年7月13日~16日
    会場/ スペイン マドリード Gustavo Fernandez Balbuena
    出演者/レッド・ホット・チリ・ペッパーズ、ザ・ウイークエンド、カサビアン、フォールズ、デッドマウス、ストームジー、ピート・ドハーティ、リアム・ギャラガーほか
    http://www.fiberfib.com/en/

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