特集
2016/08/12(金)
FROM ELLE WORLD

この夏、スローセックスを始めよう

時間をかければかけるほどよいものといえば……? 肌の露出が増え、自分の中の野性が目覚める夏は、1年で最も官能的な季節。五感を研ぎ澄まして、ゆっくりと自分の体と感情に耳を傾ける、ベストな今、“スローなセックス”でたっぷりと快楽にふけってみては? フランス版エルより、濃密でかつ情熱的な時間を過ごすための「スローセックスのすすめ」を紹介。

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忘れかけていたナチュラルな行為

現代社会に生きる私たちは、とかく先を急ぎがち。けれどセックスに関しては、時間をかけることこそが絶頂への近道。効率や収益性を気にするのはやめて、自分のペースで楽しく、自由に幸福を味わう。セレブたちの話題は、スローフードから「スローセックス」へと移行している。
 
スローセックスに欠かせないのは「時間」。ゆっくり、たっぷりと時間をかけることから、真の快楽は始まる。性科学専門医のパトリス・クディシオ氏は、「絶頂を迎えることが重要なのではない。オーガズムは、いわばおまけのようなもの。目的地ではなく、そこへ辿り着くまでの道のりが大切」と語る。タオやタントラ、はたまた古代インドのカーマ・スートラの教えに近いかもしれない。かといって体位や四十八手にこだわってはならない。気持ちがよいセックスの鍵を握るのは、ずばり“五感”。シーツの下で延々とじゃれ合い、お互いの体に触れて、匂いを嗅いで、身体中に舌を這わせて、やがてひとつに溶け合う。最初はきっとどんなカップルもそうだったはず。そう、スローセックスはとても自然な行為なのだ。

photo:GettyImages translation:Miho Terashima

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