特集 2014/6/23(月)
エディターがトークバトル!

雨の日おこもりDVDガイド、決定版!

外出がおっくうになりがちな梅雨の季節は、自宅で“おうちカルチャー”を楽しむ絶好のチャンス! そこで映画&ドラマをこよなく愛するエル・オンラインのエディター4名が座談会を開催、おすすめの海外ドラマ&映画DVDについて熱く語ります!

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政治の裏側でうごめく陰謀や罠をスキャンダラスに描く「ハウス・オブ・カード 野望の階段」(写真上)。ゴールデン・グローブ賞&エミー賞で作品賞受賞の「ブレイキング・バッド」(写真下)

(C) 2010 Sony Pictures Television Inc. All Rights Reserved. (C)2013 MRC II Distribution Company L.P. All Rights Reserved.

3/5

【海外ドラマ編】

“悪さ”のあるダークヒーローが主流に

M:ヒーロー像も変わってきてますよね。正統派のヒーローよりも、最近多いのはダークヒーロー。悪い面をあわせもってるタイプの。走りは「24」のジャック・バウアーあたりで、最近だと「ブレイキング・バッド」とか。余命を宣告された化学教師が、家族にお金を残すためにドラッグ作りに手を染めるっていう設定。真面目一本で生きてきた堅物の主人公が、顔からしてどんどん悪くなっていく(笑)。
 
Y:勧善懲悪はもう終わってて。今の時代、直球の善悪を描いたものだと、響かないのかも。
 
S:「ワンス・アポン・ア・タイム」もそのタイプで、ダークファンタジー。“悪い魔女”にムカつくんだけど、悪役にも表面的なところだけでは見えない深さがあって。普遍的な家族のあり方が描かれてます。わかりやすい善悪が決められてない。
 
K:デヴィッド・フィンチャー監督、ケビン・スペイシー主演で話題の政治サスペンス「ハウス・オブ・カード 野望の階段」もダークヒーロー系の最前線といえそう。ロビン・ライト演じる主人公の妻が、夫よりも賢くて、まさに夫を動かす妻って感じ。“大奥”の世界ですね。あとはジェームズ・スペイダーが怖すぎる「ブラックリスト」もダークヒーロー系。

  • 「ハウス・オブ・カード 野望の階段」
    シーズン1 DVD Complete Package<デヴィッド・フィンチャー完全監修パッケージ仕様> ¥9,333 発売中
    発売・販売元/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

  • 「ブレイキング・バッド」
    シーズン3 COMPLETE BOX  ¥9,333
    発売日/2014年8月6日(水)
    発売・販売元/ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

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  • エディターY/海外ドラマは王道好きのママエディター。洋画も邦画もいける口。カルチャー系男子に目がない。OKINI俳優はジョセフ・ゴードン=レヴィット。
     
    エディターK/ピリリと辛口の毒舌エディター。貴族もの、ギリシャ神話ものが好き。ホラーやサスペンスも好物。最近のいちおし海外ドラマは「ゲーム・オブ・スローンズ」。OKINI俳優はジェラルド・バトラー。
     
    エディターS/インテリ&おしゃれエディター。ミニシアター系からUSコメディまで幅広く鑑賞。ティーン時代は「サブリナ」「恋するマンハッタン」などの海外ドラマにハマる。OKINI俳優は、つぶらな瞳とちょっと出たお腹がたまらないセス・ローゲン。
     
    エディターM/恋愛もの好きエディター。ラブコメもアクション大作もいける雑食系。『グラディエーター』『300』などの甲冑フェチ。OKINI俳優は、ホアキン・フェニックス。

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