真実4
自殺願望と闘っていた
1981年に皇太子と結婚したダイアナ元妃。その年の10月までに「私は自分の手首を切ろうとしました。私はとても危険な状態でした。私は治療を受けようと思ってロンドンに戻ってきました。とてもひどい状態でした。眠ることができず、食事もせず、私の周りの世界は崩壊していました。ありとあらゆる分析医と精神科医が私を見て、私を治療しようとしました。彼らは大量の精神安定剤を私に与えました」。しかしもちろんそれでは問題は解決しなかった。「私に必要なものを、私が彼らに指示していました。彼らは私に『では、薬を』と言っていました」。しかし冷静だったダイアナ元妃は、自分には時間と忍耐、順応することが必要だと判断したのだった。
Photo: Getty Images, Aflo Translation & Text: Yoko Nagasaka