【Part5】ありえなすぎて笑える! セレブにまつわる珍説50連発
2017/08/18(金)
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タイタニック号は沈まなかった!?

1998年出版のロビン・ガーディナーの著作『タイタニック:沈むことのない船』で知られるようになったこの説では、1912年4月15日に大西洋の底に沈んだのはタイタニックの姉妹船、オリンピック号であり、いわゆる保険金詐欺の一種だというものだ。 その節によると、事の発端は1911年に起きた、タイタニック号と瓜二つの客船オリンピック号のイギリス海軍の軍艦ホークへの激突だ。その時、その2つの船のオーナーだったホワイト・スター・ラインはその衝突の責を問われた。保険会社J.P.モルガンの説明を待つまでもなく、それは金銭的損失を意味していた。その経済的危機を補うために、(モルガン実質的オーナーだった)ホワイト・スター・ラインはオリンピック号のダメージを受けた部分を修理して、タイタニック号に見せかけて海上へと送り出し、その前に消えていった補填額分の保険金を受け取るために、わざとその船を沈ませたという。そして輝かしいタイタニック号はオリンピック号としてその後に航海に旅立ったのだとか。
 
胡散臭い部分については暇なときに考えてもらうとして、ひとつだけ付け加えておくと、モルガン氏はタイタニック号の処女航海に搭乗する予定だったが、キャンセルされているのだ。

Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images, Aflo

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