こだわりのパリスポットが続々！

『ビフォア・サンセット』

1995年にヒットした『恋人までの距離（ディスタンス）』の続編。アメリカ人大学生ジェシー（イーサン・ホーク）とフランス人娘セリーヌ（ジュリー・デルピー）は、列車の中で出会い意気投合、ウィーンの街を歩きながら一夜を過ごし、再会を約束して別れた。それから9年後の話。あの一夜の出来事を小説に書き作家として成功したジェシーは、本のプロモーションのためにパリの書店を訪れるが、その聴衆の中に、セリーヌを見つける。再会を喜んだふたりは、ジェシーの飛行機の時間までの85分間をパリの街を歩きながらふたりで過ごす。「あの後、ふたりはどうなったの？」と、前作を観た後に誰もが気になっていた“その後の恋の行方”がふたりの言葉によって明かされていく。
 
5区にある老舗の書店「シェイクスピア・アンド・カンパニー」、セーヌ川、ふたりでコーヒーを飲んだ11区のフェデルブ通りの「ル・ピュア・カフェ」……。背景となっているパリのスポットにもこだわりが感じられる。