ケイト・ブランシェットが一歩リード！

主演女優賞

★主演女優賞ノミネート　※写真左上から時計回りに
ケイト・ブランシェット『ブルージャスミン』
エイミー・アダムス『アメリカン・ハッスル』
ジュディ・デンチ『あなたを抱きしめる日まで』
メリル・ストリープ『8月の家族たち』
サンドラ・ブロック『ゼロ・グラビティ』
 
この部門だけは“一人相撲”確実といわれてるのよね。それは『ブルージャスミン』のケイト・ブランシェット。文句なしの名演技で前哨戦も総なめ。しかも主演女優賞としての候補入りは3回目だけど一度も受賞していないからねー（助演女優賞は受賞済み）。マイナスポイントがあるとすれば、オスカーと相性の悪いコメディジャンルってことくらい（それもオスカー常連のウディ・アレン作品だし、この作品はコメディというよりも人間ドラマだから問題にするほどでもないわね）。
 
だからといって無視できないのはそうそうたる他候補者の顔ぶれ。『8月の家族たち』で常連のメリル・ストリープがいる上に、『あなたを抱きしめる日まで』の御大ジュディ・デンチも控えてるし。新進の中では最もオスカーに近い女優とされるエイミー・アダムスも、これまたオスカー候補常連監督作『アメリカン・ハッスル』で候補入り。そして世界的大ヒットを収めた『ゼロ・グラビティ』の一人芝居が好評のサンドラ・ブロックも可能性を捨てきれませんの。候補者の顔ぶれが豪華すぎて、オスカー像がかすみそうなほどのバトルになりそうね～。