NYファッション業界で働くトップが教える、キャリアアップの掟8か条
2016/10/21(金)
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キャリアルールその5

キャリアシフトは柔軟に考える

今の仕事に疑問を感じたり将来的なことを考えたなら、ときには転職を考えてみるのもアリ。まずは、今の仕事内容や持っている資格などを見直し、ほかの場所でも活かせるか考えてみて。
 
「大学で会計学を専攻したからという理由で、キャリアのスタートは会計士だった。けれど、毎日仕事をしているうちに、何だか違和感を感じてセレクトショップのバイヤーに転身したの。その直感は正しく、その後バイヤーとしてどんどん昇進していった。キャリアの選択には、時に直感に従うのも大切よ」(エリダ・ベハー/元「ダフィーズ」シニアバイヤー、ファッション工科大学助教授)
 
「最初に就職したマーケティングの仕事では、満足な仕事をさせてもらえなかった。単純作業ばかりで涙が止まらなくなったある日、『この作業をいかに効率よくこなすか』というポジティブな考えに変えるように。そんな地道な努力を続けていき、その後、様々な機会に恵まれていまの職を得たの」(スーザン・デヴィッドソン/「ザック・ポーゼン」、「スクープ」CEO)
 
「9年間務めた『3.1 フィリップ リム』は、とても居心地のいい会社だったけれど、海外に住むことや自分の会社を立ち上げることが目標だった私は転職を決意。年齢にとらわれず、自分だけのベストなタイミングでキャリアを築くのが大事です」(影山今日子/「3.1 フィリップ リム」元アジア担当セールス・ディレクター、ショールーム「ミズガラ」代表)

Photo : IMAXTREE、Text : Yo Douglas

  • 「NEW YORK/TOKYO ファッション業界の女性エグゼクティブたち —ロールモデルから学ぶキャリア形成のヒントー」
    ファッション業界で自分らしいキャリアを築くには? 「マイケル・コース」NY社長、「ケイト・スペード ジャパン」CEOなど、ニューヨークおよび東京のファッション業界で活躍する女性エグゼクティブ8人が本音で語ったキャリア形成における葛藤やその乗り越え方。女性エグゼクティブというロールモデルを示した、次世代のリーダーのためのキャリア指南書。    

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