特集 2017/3/16(木)
早耳調査隊がゆく

複製品が20万円で炎上。セレブデザイナー、ローレン・コンラッドは詐欺師か優れた戦略家か

かつてリアリティショーの先駆け「ザ・ヒルズ」でその名を轟かせたローレン・コンラッド。現在はライフスタイルブランドデザイナー、つまり自分の名前を付加価値にモノを売る、いわゆるセレブブランドのディレクターとして活躍中だが、先日立ち上げたばかりのジュエリーラインが炎上した。その理由は、「ボッタクリ疑惑」。

Photo : Getty Images

かつて「ザ・ヒルズ」でその名を轟かせたローレン・コンラッド。現在はライフスタイルブランドデザイナーとして「laurenconrad.com」で活躍中。私生活では2013年に婚約、翌年結婚(もちろん結婚式の模様はマーサ・スチュワート・ウェディングで限定公開)、今年第一子妊娠を婚約の時と同様、インスタグラムで発表した。

そのレプリカ版ジュエリーコレクションがこちら。

Photo : Courtesy of Lauren Conrad via Instagram

そしてつい先ごろ、アメリカ大手量販店のひとつ、「kohl's」と組んで「LC Lauren Conrad」の名でクロージング、アクセサリー、ファインジュエリーのコレクションを立ち上げた。そこでいきなり炎上したのが彼女の“ファインジュエリーライン”だ。彼女自身のエンゲージメントリングに「インスパイアされた」と謳った、要はレプリカ版のエンゲージメントリングを打ち出してきたのだ。その価格設定のあまりの高さに、いろいろな方向から文句がつけられている。

Photo : Courtesy of Lauren Conrad via Instagram

本家はこちら。ローレンがもらった婚約指輪は、もちろん本物のダイヤモンド。2~3カラットのソリテールリング。0.9から1カラットが大体標準なアメリカで、一般女性が「大きい」と考えるカラットが大体2.4カラット。なのでアメリカの平均女性の欲望を存分に満たしたリングだと言える。

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Text : Ryoko Tsukada

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