名作、珍書いっぱい! 京都の個性的な本屋さん4選
古民家をリノベーションしたり、路地にひっそりと佇んでいたりとロケーションも魅力的な書店。こだわりの美意識に貫かれた選書が話題の京都カルチャー発信地を『エル・ジャポン』5月号よりご紹介します。
本を美術品として愛でるように
Books and Things
祇園の大和大路通り沿い、細い路地の奥に佇む、小さな和室の古書店。写真や建築、美術を中心としたセレクトで、日本では知られていないが海外で評価の高いアーティストの本、凝った装丁の画集や廃刊となった雑誌のバックナンバーなど、ほかでは手に入りづらい希少な本が見つかる。破損部分が修理されていたり、きちんとカバーがつけられていたり、本が丁寧に取り扱われているのも好感が持てるポイント。ファッション業界で働いていたという店主は、博学で会話も楽しく、探している本や好みがあるときは、声をかけて相談にのってもらうのがおすすめ。
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SHOP DATA
京都市東山区古門前通大和大路下ル元町375-5
075-744-0555
12:00~19:00 不定休
http://andthings.exblog.jp
Photo: MAI NARITA(Hohohoza), MAKOTO ITO(Book and Things)、KUNIHIRO FUKUMORI
Text: YUKI KAGEYAMA(Hohohoza), AI KIYABU