特集
2017/05/01(月)
古くて新しい京都へ!

京都の注目&最新アートスポット7選

ご存知の通り、寺社仏閣やミュージアムにたくさんの美が満ちている京都。今この時期の京都でしか見られないお宝や、世界中から集まる個性的なフォト・アート、クリエイターがレコメンドするアートスポットまで。『エル・ジャポン』5月号よりピックアップしてお届けします。

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(右)初代長次郎《黒樂茶碗 銘 まきわら》。(左)13代惺入《翁面》。ともに春期特別展「茶碗の結ぶ『縁』」(~6月25日、入場料¥1000)で展示される

千利休「侘び茶」を体現する茶碗

樂美術館

轆轤を使わず手捏ねで形を作り、ヘラで削ぎ落とすという手法による樂茶碗は450年前、初代長次郎によって生み出された。当時の呼称「今焼」は前衛の証だ。以来一子相伝によってのみ受け継がれ、現在は15代吉左衞門が活躍する。京都の樂美術館では年4回の特別展のほか、茶室で樂茶碗を実際に手にとって鑑賞できる機会も。5月21日まで東京国立近代美術館でも「茶碗の中の宇宙 樂家一子相伝の芸術」展を開催している。

  • DATA
    京都市上京区油小路通一条下ル 
    Tel. 075-414-0304
    10:00~16:30(入館16時まで)
    ㊡月、展示替期間 
    入場料は展覧会により異なる 
    www.raku-yaki.or.jp

Text: NAOKO AONO, KEIKO KAMIJO (Yanagihara)
Photo: AFLO, GETTY IMAGES

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