登場するエピソードには、脚本を書いたシーガル・アヴィンが脚本家として仕事を始めた頃に実際に体験したセクハラが元になっているものもあるという。
 
「セクハラについて聞いたり読んだりするだけではなくて、実際にどういう行為なのか目で見たいと思っていることに気がついた」とシーガル。「これまでもっと暴力的だったり、リアルではなかったりする作品はあったけれど、セクハラのグレーゾーンを描いた作品はなかった」。

現実社会における、適切な行動と不適切な行動の間の不明瞭な境界線—つまりセクハラのグレーゾーン—を見事に描き出した6編のショートフィルム。日常生活においてどのような行為をセクハラの兆候として捉えるべきかを教えてくれる。
 
Facebookには「That's Harassment」のページも作られている。ショートフィルムと合わせてチェックしてみたい。