ともに90年代を代表するドラマに出演していたデヴィッド・シュワイマーとシンシア・ニクソン。今回2人が発表したプロジェクトはかつて彼らが人気を集めたようなおしゃれなドラマではなく、日常に潜むセクシャルハラスメントの恐怖を描いた衝撃作。
 
プロジェクトの名前はずばり「#ThatsHarassment（それはセクハラです）」。デヴィッドが監督、出演した6つのショートフィルムで構成されている。ショートフィルムはどれも男性から女性に対する、日常生活で行われているセクハラを描き出している。
 
このショートフィルムのベースとなっているのは、もともとイスラエル系アメリカ人の女性監督シーガル・アヴィンが執筆、監督し、イスラエルで公開したビデオプロジェクト。そのビデオプロジェクトをシンシア・ニクソン、エイミー・ロッサム、ドラマ「ハウス・オブ・カード」のマイケル・ケリー、メリル・ストリープの娘でドラマ「Good Girls Revolt（原題）」に出演しているグレース・ガマーがリメイク、職場や病院で女性が男性から受けているセクハラを赤裸々に再現している。
 
その1つ「上司」ではデヴィッドが職場で女性アシスタントに言い寄る場面が描かれている。