特集 2016/11/19(土)
FROM ELLE WORLD

キャリア再出発も検討!? UKで稼げる職業トップ10

「Brexit(EU離脱)」で生活コストが跳ね上がっているイギリスでは、年収の高い職業に人気が集中。ここではイギリスの国家統計局が発表した給与の高い職業トップ10をチェック。なかにはイギリスの平均年収34,414ポンド(約468万円)の4倍も稼ぐ職種も。思わずキャリア再出発も考えちゃう!?

10. 銀行、保険会社のマネージャー及びディレクター
額面平均:75,169ポンド(約1023万円)
採用要件:その分野での充分な経験があれば、学位は必要不可欠ではない。ただし、銀行業務を監督するには金融行為監督機構(FCA)による「資質規定」テストに合格する必要がある。
 
9. ITや通信業種のディレクター
額面平均:78,071ポンド(約1062万円)
採用要件:コンピューターサイエンス関連の学位と、該当分野での長年の経験が要となる。
 
8. 医者(研修医は除く)
額面平均:78,386ポンド(約1067万円)
採用要件:医学部の学位取得後、研修医として1年間研修を行い、その時点で専門を決定する。研修を完了するまでには2年を要する。
 
7. 弁護士
額面平均:80,210ポンド(約1092万円)
採用要件:法学の学位、あるいはコンバージョン・コースの学士号学位を取得後に法律実務コース(LPC)を一年間履修。その後2年間の実務研修契約を法律事務所と結ぶためにも、確実にこなすことが重要だ(実務研修はただ働きではないのでご安心を)。そうして、晴れて弁護士になれる。筆者は考えるだけでヘトヘト。
 
6. 航空交通管制官
額面平均:81,132ポンド(約1104万円)
採用要件:資格としてGCSE試験5科目に加えて、航空交通管制官の試験に合格しなければならない。問題は毎年試験に合格しているのは受験者のうちの0.5%のみで、3300人のうち15人だけが資格を得ている状況だということだ。
 
5. 投資銀行で働くバンカー
額面平均:84,675ポンド(約1152万円)
採用要件:関連のありそうな学位に加えて、公認会計士協会の認定資格があればうまくいくことが多い。
 
4. 操縦士及びフライト・エンジニア
額面平均:86,915ポンド(約1185万円)
採用要件:飛行機やヘリコプターを操縦する能力はもちろん役立つが、実際にそれを身につけるのはかなり大変だ。商用の操縦免許を取得するには、自家用機の操縦免許を所持し、170時間以上操縦の実績が必要。さらに付け加えると、そのためには10万ポンド以上のお金がかかり、時間も2年を要すると言われている。
 
3. マーケティング・ディレクター
額面平均:87,890ポンド(約1198万円)
採用要件:世界最大規模のマーケティング国際機関「The Chartered Institute of Marketing(CIM)」の認定資格は役立つだろうけど、必要条件ではない。その代わり学位と、その業界でのしっかりした経験はマスト。
 
2. 経営最高責任者(CEO)
額面平均:123,577ポンド(約1685万円)
採用要件:該当する業界での長年のたゆまぬ努力と、指導力に長け、難しい決断をきちんと下すことができるという証。
 
1.仲買人
額面平均:133,868ポンド(約1825万円)
採用要件:社内で養成するのが普通なので、学歴は関係ないけど、雇用主は学位やそれに相応するものを求めることが多い。

Translation & Text: Naoko Ogata Photo: Getty Images

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