特集
2016/02/26(金)
早耳調査隊がゆく!

ディカプリオだけじゃない! 「アカデミー賞あげるよあげるよ詐欺被害者の会」

来る現地時間2016年2月28日(日)に開催される米国アカデミー賞=オスカー。とりわけ注目されるのが、5度目のノミネートとなったレオナルド・ディカプリオの受賞。何度もノミネートされるのにちっとも受賞できない……。その手から何度もオスカー像がすり抜けていった不運なスターたちを総覧。

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(左上から)1953年『謎の住人レイチェル』、1954年『聖衣』、1965年『ベケット』、1966年『寒い国から帰ったスパイ』、1967年『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない』、1969年『1000日のアン』、1978年『エクウス』

Photo : Aflo, Getty Images(『エクウス』)

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リチャード・バートン すり抜けオスカー:7体

はい、エリザベス・テイラーに“テイラー・バートン・ダイヤモンド”をプレゼントした、伝説の男優、故リチャード・バートンです。ちなみに33.29カラットです。クリスティーズで$8,818,500 (約7億円)で落札されてます。 

1953年『謎の住人レイチェル』主演男優賞ノミネート
1954年『聖衣』主演男優賞ノミネート
1965年『ベケット』主演男優賞ノミネート
1966年『寒い国から帰ったスパイ』主演男優賞ノミネート
1967年『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない』主演男優賞ノミネート
1969年『1000日のアン』主演男優賞ノミネート
1978年『エクウス』主演男優賞ノミネート ※ゴールデングローブ賞は受賞

大役、大作品をこなし、ノミネートもすべて主演という俳優人生だったが、本人は残念ながら1984年に58歳で突如他界。あともう少しで獲れたかもしれなかったのに……合掌。

しかも、夫婦共演した『ヴァージニア・ウルフなんてこわくない』では妻エリザベス・テイラーが主演女優賞を受賞(彼女は計2回のオスカー保持者)。宝石をプレゼントしまくった妻が2度の受賞で本人は無冠。リズの圧勝と言わざるを得ない。

Text : Ryoko Tsukada

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