特集
2016/02/26(金)
早耳調査隊がゆく!

ディカプリオだけじゃない! 「アカデミー賞あげるよあげるよ詐欺被害者の会」

来る現地時間2016年2月28日(日)に開催される米国アカデミー賞=オスカー。とりわけ注目されるのが、5度目のノミネートとなったレオナルド・ディカプリオの受賞。何度もノミネートされるのにちっとも受賞できない……。その手から何度もオスカー像がすり抜けていった不運なスターたちを総覧。

> <

1/7

(左上から時計回りに)1994年『ギルバート・グレイプ』(19歳)、2004年『アビエイター』(29歳)、2007年『ブラッド・ダイヤモンド』(32歳)、2013年『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』(39歳)
 

Photo : Aflo

会員番号No.1

レオナルド・ディカプリオ すり抜けオスカー:4体

今年『レヴェナント:蘇りしもの』で5度目のノミネートになるレオナルド・ディカプリオ。そこで、レオ様のノミネート歴をまず振り返ってみますと……。
 
1994年『ギルバート・グレイプ』:助演男優賞ノミネート(19歳)
(他ノミネート:☆トミー・リー・ジョーンズ『逃亡者』、レイフ・ファインズ『シンドラーのリスト』、ジョン・マルコヴィッチ『ザ・シークレット・サービス』、ピート・ポスルスウェイト『父の祈りを』)
2004年『アビエイター』:主演男優賞ノミネート(29歳) ※製作総指揮、ゴールデングローブ賞受賞
(他ノミネート:☆ジェイミー・フォックス『Ray/レイ』、ドン・チードル『ホテル・ルワンダ』、ジョニー・デップ『ネバーランド』、クリント・イーストウッド『ミリオンダラー・ベイビー』)
2007年『ブラッド・ダイヤモンド』:主演男優賞ノミネート(32歳)
(他ノミネート:☆フォレスト・ウィテカー『ラストキング・オブ・スコットランド』、ライアン・ゴズリング『ハーフ・ネルソン』、ピーター・オトゥール『ヴィーナス』、ウィル・スミス『幸せのちから』)
2013年『ウルフ・オブ・ウォール・ストリート』:主演男優賞ノミネート(39歳) ※製作にも参加、ゴールデングローブ賞受賞
(他ノミネート:☆マシュー・マコノヒー『ダラス・バイヤーズクラブ』、クリスチャン・ベール『アメリカン・ハッスル』、ブルース・ダーン『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』、キウェテル・イジフォー『それでも夜は明ける』) 

Photo : Aflo

そして今年!
 
2015年『レヴェナント:蘇りしもの』:(41歳) ※これまで各賞総なめ! 今王手
(他ノミネート:ブライアン・クランストン『Trumbo(原題)』、マット・デイモン『オデッセイ』、マイケル・ファスベンダー『スティーブ・ジョブズ』、エディ・レッドメイン『リリーのすべて』) 
 
基本的に男優・女優とも身体的なチャレンジを通して演じた役柄が勝つことが多いオスカー。今年はかなりその線が強く、毎日5時間も特殊メイクに費やし、半年以上も髭と長髪を維持したレオ様が順当に賞レースを勝ち進んでいる。さらに、『スティーブ・ジョブズ』でゴールデングローブ賞を受賞し、同じく今回オスカーノミニーとなったケイト・ウィンスレットとの“タイタニックオスカー2ショット”が是非見てみたいという声も多い。アメリカでは「レオナルド・ディカプリオが出た映画を繋げるとアメリカの歴史が完成する」というジョークが出回っているほどあらゆる時代の物語に出演しまくっている。しかしレオ様、歴代の他受賞者、ノミネートを見る限り、とにかくタイミングが悪いとしか言いようがない。

でも安心してください(?)、まだまだいますよ! ノミネートだけされ続けている人々。「オスカーあげるよあげるよ詐欺」、もしくは「獲れる獲れるよ詐欺被害者の会」とでも呼べる人、オフ会ができるくらいいます!
 
>> 「オスカーあげるよあげるよ詐欺被害者の会」 会員ナンバー2~7は次のページでチェック 

Text : Ryoko Tsukada

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ特集一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト