日本のフェイクドキュメンタリー
嘘?本当?フェイクドキュメンタリー風ドラマ
チーフWEBプロデューサーのTomohiroが推薦
「住住」
バカリズム脚本で、バカリズム本人と二階堂ふみ、オードリー若林正恭という今のエンタメ界をときめく3人が出演。最大のポイントは、役者本人が本人役を演じること。「バカリズムがバカリズム役」「二階堂ふみが二階堂ふみ役」「オードリー若林がオードリー若林役」を演じ、それぞれが抱えていたり、起こしてしまった、芸能人っぽい悩みや問題を解決していくという、本当にありえそうで摩訶不思議なバカリズムワールドが面白すぎ! より素に近付くよう、スタイリストを付けずに挑んだ二階堂ふみのファッションセンスも見どころ。
【ポイント】
派手じゃないけれど、クスッと笑える会話劇でほっこり。コントでもドラマでもない巧妙な演出が新感覚。
【こんなタイプにおすすめ】
シチュエーションコメディが好きな人、ドラマをながら観したい人、漫才は関西より関東派の人
カルチャー デスク Yoko.Mが推薦
「深夜食堂-Tokyo Stories-」
もともと食マンガ好きな私ですが(心の中のベストは泉昌之先生の「かっこいいスキヤキ」)、食コミックの殿堂入りとも言われる『深夜食堂』の映像化を見逃すわけはない!……なんていう鼻息荒いものではなく、この作品を好きな理由は、ゆるく何も考えずに観られるところ。だいたい私が配信系コンテンツを楽しむのは夜寝る直前にiPadを手にしたベッドの中で。1エピソード30分未満、1話完結、とあれば、「今から見始めたら寝るの何時になっちゃうかな。。。」と躊躇することなくNetflixをポチッとできます。内容はというと、小林薫演じる深夜しか開いてない小料理屋のマスターが、客の悩みを聞きながら(といってもスナック的なそれではなく、あくまで料理しながらなんとなく耳を傾ける)、客がそのとき食べたいといったものをありあわせて作ってくれて、それを食べる客の人間ドラマを見せていく、というもの。調理シーンも出てきてかなりそそられてダイエット企画進行中の私が観るととても危険。最近は少し自粛しております。私的ベストメニューはトンテキ。
【ポイント】
個性豊かな客たちが織り成す悲喜こもごもが、軽い笑いとたまに涙を誘う食ドラマは、空腹時に観てはダメ。良くも悪くも映画もテレビシリーズも変わらない演出で隠れファン多し。
【こんなタイプにおすすめ】
お酒をよく飲む人、ドラマを観たいけど時間がない人、年上男性が好きな人
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「住住」(住田崇、橋本和明監督/バカリズム、二階堂ふみ、若林正恭)
都内の某マンションの住人、バカリズムとオードリー若林。2人は同じ階に住んでいて、バカリズムはよく若林の部屋に遊びに来る。芸能人でありながら派手に遊ぶこともなく地味な独身生活を送る2人。ある日、このマンションに女優の二階堂ふみが住んでいることが発覚。そしていつのまにか二階堂ふみも仲間に入り、同じマンションで暮らす、芸能人仲良し3人組が誕生する。
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「深夜食堂」(松岡錠司、山下敦弘、小林聖太郎、大森立嗣、吉田康弘、野本史生監督/小林薫)
『ビッグコミックオリジナル』で連載の漫画が原作。新宿・花園界隈の路地裏にあるマスター1人で切り盛りする小さな飯屋で、深夜0時から朝の7時頃までの深夜にしか営業しないことから、のれんには単に「めしや」と書かれているにもかかわらず常連客から「深夜食堂」と呼ばれている。マスターができるものなら言えば何でも作ってくれるこの店を舞台に、マスターと客たちとの交流を描く。