特集 2013/12/12(木)
授賞するのは一体誰?

グラミー賞2014のノミネートを分析!

先日発表された2014年のグラミー賞候補。現地時間の2014年1月26日に授賞式が行われる音楽界最大のアワードで、栄冠に輝くのは? 音楽ジャーナリストの伊藤なつみさんが今回のノミネーションをわかりやすく解説。授賞予測も!

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1Dに対して「評価されすぎ」と毒舌を吐いてネットで中傷されるなど、音楽面以外でも話題に事欠かないロード。

Photo: CBS via Getty Images

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歌姫ロードの早熟な才能はグラミー向き

ノミネーションの多さでは計9部門のJay-Zや計7部門のジャスティン・ティンバーレイクもいるけれど、主要部門に顔を並べるなかで特に注目すべき人たちは、この3組。

 
ケンドリック・ラマーはカリフォルニアのコンプトンという犯罪多発地域出身ながら、ドラッグも犯罪も1度もやらず、現状を強い意志を持って歌っているスキルの高いラッパー。アルバムタイトルもまさに『Good Kid in m.A.A.d City(狂った街に住む善良な少年)』。大物ラッパーたちからの評価も高く、今回7部門でノミネートされていることからも、前回のフランク・オーシャンに続きどこまで健闘するか楽しみ。

 
一世を風靡している白人のヒップホップ・デュオ、マックルモア&ライアン・ルイスはブランド主義に傾倒しないでファッションを楽しむことを歌った「Thrift Shop」や同性婚を支持した「Same Love」などが大ヒット。こちらも7部門でノミネートされている。

 
今話題のニュージーランド出身の17歳の歌姫ロードは、新人にして「Royals」が全米シングル・チャート9週連続第1位を達成。この勢いは本格的シンガーを求めていたアメリカでの、アデルの活躍を彷彿させるもの。基本グラミー賞は保守的で音楽性の高いアーティストを好むので、その早熟な才能からして気に入られた感が高い。4部門にノミネートされている。

 
前年のグラミー賞では、圧倒的なセールスを記録したジャスティン・ビーバーやワン・ダイレクションなどアイドル系が入らなかったことからもわかるように、売上やチャートが加味されつつも、エンターテインメント性以前にソングライターといったアーティスト性を重視する音楽賞がグラミーなのだ。

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Text: Natsumi Itoh

  • 【年間最優秀レコード候補】
    「ゲット・ラッキー」ダフト・パンク&ファレル・ウィリアムス
    「レディオアクティヴ」イマジン・ドラゴンズ
    「Royals」ロード
    「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」ブルーノ・マーズ
    「ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪」ロビン・シック feat. T.I. & ファレル

     
    【年間最優秀楽曲候補】
    「ジャスト・ギヴ・ミー・ア・リーズン」 P!nk ft. Nate Ruess
    「ロックド・アウト・オブ・ヘヴン」ブルーノ・マーズ
    「ロアー ~最強ガール宣言!」ケイティ・ペリー
    「Royals」ロード
    「Same Love」マックルモア&ライアン・ルイス Featuring Mary Lambert

     
    【年間最優秀アルバム候補】
    「ザ・ブレスド・アンレスト」サラ・バレリス
    「ランダム・アクセス・メモリーズ」 ダフト・パンク
    「グッド・キッド、マッド・シティー」ケンドリック・ラマー
    「The Heist」マックルモア&ライアン・ルイス
    「レッド」テイラー・スウィフト

     
    【最優秀新人賞候補】
    ジェイムス・ブレイク
    ケンドリック・ラマー
    マックルモア&ライアン・ルイス
    ケイシー・マスグレイヴス
    エド・シーラン

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