アクション4
行き慣れたご飯屋でえびす顔
彼に、自分が「ヨリを戻したい」という意思を伝えないことには事態は進展しません。ただ、しばらく会っていなかったり、喧嘩したままになっていたりする場合、電話で復縁の話し合いをするとあまりうまく発展しないことが多いようです。それどころか、恨みごとの言い合いになったり、彼を怒らせてしまったり、と決定的な決裂になってしまった、という例も。
一度付き合った仲であれば、カレもあなたのことを可愛いとか素敵だとか思っていたわけですから、ちゃんとそのかつてカレに愛された顔を見せながら話し合いをするほうが良いのでは? その際に、楽しかった時間が思い出されるように、ふたりにとって行きつけのお店などをチョイスすると、テンションも上がる気がします。
Text: Suzumi Suzuki Photo: Getty Images
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鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)、『おじさんメモリアル』(扶桑社)など。最新の著書は今を生きる女性のお金の使い道や稼ぎ方について評した『オンナの値段』(講談社)。
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