ブームになってもすぐ規制!? 中国ヒップホップについて知っておきたい7のこと
2018/06/13(水)
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2017年末、不倫発覚と同時期にリリースしたPGワンの「クリスマスイブ」という曲は、ドラッグや女性蔑視が連想されると中国共産主義青年団に一度警告されていた。

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サブカルチャー規制

2018年、中国メディアの中枢を担う国家新聞出版公電総局がヒップホップ文化を規制し、テレビなどのメディアにラッパーたちを出演させない方針を発表。「テレビ番組でタトゥーが入った俳優やヒップホップカルチャー、サブカルチャー、それに派生する退廃的な文化を放送すべきでない」、「中国共産党とモラルが一致していない俳優、清潔でない俳優、味がなく下品で猥褻な俳優は絶対に使用してはいけない」など要求。これにより、2017年は中国におけるヒップホップブーム元年になったのにも関わらず、2018年になると通達に対応したメディアが「ラップ・オブ・チャイナ」の女性チャンピオンVAVAの出演したバラエティ番組で彼女の顔を隠したり、ラッパー風の装いをした人の顔にモザイクを加えることに……。またシーズン2を放送する予定だった「ラップ・オブ・チャイナ」も一旦おじゃんに。

Text: Takeshi Kongozan Photo: Getty Images

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