名ベッドシーンから抜粋! 声に出したいセクシーな台詞
2017/07/25(火)
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『SHAME -シェイム-』(2011)

ベッドで言ってみたい名台詞5

「大丈夫よ、気にしないで」

No it’s cool.
(『SHAME -シェイム-』より)

娼婦を呼んだり、会社のトイレでオナニーしたり、AVやポルノ雑誌を狂うほど買い込んだりしているセックス依存症の男性マイケル・ファスベンダーと、リストカット癖のある自己中心的な妹との複雑な愛の形を描いた『SHAME -シェイム-』。

映画序盤やあらすじを見て想像するより結末はずっと重たくて苦しいものだけど、主人公のブランドンが彼に好意を寄せる真っ当な同僚と真っ当なデートを試みるシーンからひとつ。いざベッドに入ると、あんなにも毎日オナニー三昧の彼の身体は反応せず、抱き合うことすらできない状態に。頭を抱えて悩み込むブランドンに、知的で美しい同僚の女性が「大丈夫よ、気にしないで」とだけ声をかけて、「帰っていい?」とすぐにその場から辞去。恨みがましくも、過干渉でもない凛とした姿は、パートナーとのセックス中にもしものアクシデントが起きたときにひとつ身につけておきたいところ。

Text: Suzumi Suzuki Photo: Aflo

  • 鈴木涼美/社会学者、作家。1983年東京都生まれ。慶應義塾大学環境情報学部卒。東京大学大学院学際情報学府修士課程修了。記者として在籍した日本経済新聞社を退社後、執筆業を中心に活動。著書に『身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論』(幻冬舎)や『「AV女優」の社会学 なぜ彼女たちは饒舌に自らを語るのか』(青土社)、『愛と子宮に花束を』(幻冬舎)など。2017年8月8日には新著『おじさんメモリアル』(扶桑社)を発売。同名小説を原作とした映画『身体を売ったらサヨウナラ』が絶賛上映中。
    Twitter:@Suzumixxx
    http://lineblog.me/suzukisuzumi/

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