特集
2015/11/30(月)
西海岸のITメディアに勤める女性エグゼクティブを直撃!

【特別編】女性を活かす職場の作り方/Wikia社

不定期連載でお届けしている、女性を活かす職場訪問取材。今回は特別に海外へ進出! 話題のコミュニケーションサイト「Wikia(ウィキア)」のサンフランシスコ本社を訪れ、ITメディアの最前線のオフィスづくりを体感。開放感あふれる雰囲気はオフィスだけではなく、その働き方にも秘密が! 三児の母でありながら要職につく、マーケティング・ディレクターのクリスティー・シャノンにインタビュー。

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窓際に配置されたオープンシーティングエリアにそれぞれPCを持ち込んで仕事をするスタイルが定番。

出産6ヶ月で完全復帰、在宅勤務が可能なIT企業ならでは

――月に1、2回の出社で、どのように仕事が成立するのでしょうか。
 
通常の会議は、インターネット上で行います。米国内だけでも支社がニューヨーク、ロサンジェルス、シカゴなどにもあり、この会社ではインターネット上の会議はいたって普通のこと。すべての会議室にビデオが設置されていて、私は自宅からPCのカメラを通じて参加し、みんなの顔を見ながらコミュニケーションがとれます。書類はすべてグーグル上で共有しているので、いつでもどこにいても情報をアップデートできるので、離れていてもみんなと繋がっているという意識は強いですね。

ほとんどペーパーレスのオフィス内。社員はノート代わりにみんなmac airを抱え、デスクだけでなく、オープンシーティングエリアや屋上などで好きなように仕事をしている。

――出張も多い仕事なのでは?
 
本社以外にもニューヨークやシカゴのコミコンに参加したりと国内出張は多いです。夫もとても忙しい仕事に就いているのですが、出張のときは彼が子どもの面倒を見てくれています。100%完璧な夫です。でも、どんなに、恵まれていても、子育てと仕事の両立が簡単ということはありません。それは明白な事実! でも、仕事が楽しいので大変さも苦になりません。来年は、一般にもブランド認知度を高めることが目標。やることは山積みですが、私にとっては本当にエキサイティングなことなんです。

Photo: Molly DeCoudreaux Interview & Text: Atsuko Tatsuta

  • クリスティー・シャノン
    「Wikia」社 シニア・ディレクター・オブ・インテグレーテッド・マーケティング
    NYのコンデナスト社で雑誌マーケティングを経験し、LAに移住。『ロサンゼルスタイムズ』紙のデジタル・マーケティング部門に勤務。その後、「Wikia」のマーケティングチーム設立時にコンサルタントとして関わった後、正社員となり2015年より現職。

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