2015/1/13(火)
2015年のGGはヒヤヒヤもの!第72回ゴールデン・グローブ賞ハプニング集
ゴールデン・グローブ賞の楽しみは何といってもその自由さ。保守的と言われるアカデミー賞よりも、フランクでエッジィな演出は、大爆笑を誘うもののときに、恐ろしい空気がながれることも! しかも、司会が今回もフェイ&エイミーという毒舌コメディエンヌコンビ。ハラハラどきどきが加速しまくった今回のこのアワード、すでに危険領域。
6.嫌われ者が堂々と恨み節?
胸がザワついたのが「ハウス・オブ・カード」のケヴィン・スペイシーの受賞スピーチの最初のひとこと。「復讐はこれからだ」。
今回、ノミネートばかりされて、結局逃してきたケヴィン(過去7回ノミネート)とジュリアン・ムーア(個人賞は映画の部で5回。’ 13年の受賞はテレビの部)が受賞。ジュリアンに至っては、世界三大映画祭すべてで女優賞を手にしている名優なのに、アカデミー賞でも受賞なし! 若手でもレナ・ダナムのような例もあり、一度賞に嫌われるともらうのはなかなか大変。
いくらドラマ内の台詞を借りたとはいえ、あのひとことは誰に向けたものなのか……。あのひとことで一瞬、会場がものすごく静かになったし、役同様、なんだか怖い!