特集 2015/1/13(火)
2015年のGGはヒヤヒヤもの!

第72回ゴールデン・グローブ賞ハプニング集

ゴールデン・グローブ賞の楽しみは何といってもその自由さ。保守的と言われるアカデミー賞よりも、フランクでエッジィな演出は、大爆笑を誘うもののときに、恐ろしい空気がながれることも! しかも、司会が今回もフェイ&エイミーという毒舌コメディエンヌコンビ。ハラハラどきどきが加速しまくった今回のこのアワード、すでに危険領域。

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72th golden globe charlie hebdo
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Photo : (右上から時計回りに)(C) 2014 BBP IMITATION, LLC、(C) PATHE PRODUCTIONS LIMITED. BRITISH BROADCASTING CORPORATION AND THE BRITISH FILM INSTITUTE 2014. ALL RIGHTS RESERVED.、Aflo

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5.受賞のトレンドは“きわどいテーマ性”

受賞作品の並びが、際どいテーマを扱ったものばかりだったのも、ハプニングのひとつ。

『アリスのままで』『博士と彼女のセオリー』は難病、『ビッグ・アイズ』『The Affaire(原題)』『6才のボクが、大人になるまで』「Transparent(原題)」は結婚問題、『Selma(原題)』「ノーマル・ハート」は少数派権利運動、『Honourable Women(原題)』は武器輸出、「ダウントン・アビー」は女子相続権、「Jane the Virgine(原題)」は体外受精。惜しくも賞を逃した『イミテーション・ゲーム』(写真左上)や『パレードへようこそ』(写真右上)はLGBTQを取り囲んできた環境を取り上げている。ざっと挙げるだけでも、はっきりとした社会的な、そしてきわどいテーマを下敷きにした作品が受賞する傾向にある様子。作る側も、演じる側も覚悟が必要そうなものばかり。

ゴールデン・グローブのイベント自体でも、「表現の自由」をことあるごとに主張。ノースコリア・サイバーテロ事件も徹底的に笑い飛ばし、関係者すらヒヤリとしていた部分もあるはず。さらに、パリでの出版社襲撃事件を受けて「Je suis Charlie」のロゴを身に着けたスターも多数。「映像芸術は中立であるべきで、社会的テーマを掲げることはダサい」とされてきた流れが、ここ数年で覆されていることがより一層明らかに。さて、来年はどうなる?

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