第72回ゴールデン・グローブ賞ハプニング集
ゴールデン・グローブ賞の楽しみは何といってもその自由さ。保守的と言われるアカデミー賞よりも、フランクでエッジィな演出は、大爆笑を誘うもののときに、恐ろしい空気がながれることも! しかも、司会が今回もフェイ&エイミーという毒舌コメディエンヌコンビ。ハラハラどきどきが加速しまくった今回のこのアワード、すでに危険領域。
10.ジェニファー・ロペスが檀上でセクハラ被害
「ズハイル・ムラド」のウルトラセクシードレスで、今年いちばんの話題となったジェニファー・ロペス。ハプニングが起こったのは、彼女がプレゼンターとして上がった、まさに舞台上。
テレビの部ミニシリーズ/テレビ映画の部男優賞のプレゼンターとして、登壇したJ.Lo。隣には同じくプレゼンターのジェレミー・レナーが。ひと通りノミニーを紹介し終えたあと、受賞者の名前が書いてある封筒を開ける役をジェレミーに譲ってあげようと、手渡そうとしたところ、ジェレミーは「君が開けて」と遠慮。「あら、そう」とばかりに彼女が「そうよね、私は(長い)爪もあるからね」と、封筒を開けようとしている最中にジェレミーがひとこと。
「そうそう、君はグローブ(globes)も持っているしね」
そう、これはゴールデン・グローブを複数持っているという意味ではなく、もちろんパックリ開いた胸元から覗いていた彼女の豊満な胸のこと! 呆れ顔でそのまま発表は進んだものの、去り際にもっていた封筒でジェレミーの胸を叩き、「ちょっと! もう(笑)」と何かを訴えていたところもばっちりカメラがキャッチ。当然、このセクハラ発言はマスコミのネタに。いくらフランクなGGとはいえ、世界的な授賞式の壇上で、直球のセクハラ発言は控えましょう。