8月からスタートした「スターズ・ダンス」のツアー。ヨーロッパでの公演を終え、今週からはロシアでステージに立つ予定だったのに、なんと中止になってしまったとか。
 
セレーナの広報が「E!ニュース」に語ったところによると、理由はロシアの入国ビザがおりなかったためだそう。ロシアで成立した「同性愛宣伝禁止法」がビザがおりなかった原因。同性愛の権利を守る活動家ジョン・ベッカーが「E!ニュース」に語ったところによると、彼はセレーナを始めアーティストたちに「ロシアで公演するときにはゲイの権利のために発言してほしい」と頼んでいるそう。その彼の分析によると「今回の事件は、セレーナのようなアーティストが知名度を使ってゲイの権利のために発言することをロシア政府が恐れた結果」とか。
 
そういえば、最近、ウェントワース・ミラーがゲイだとカミングアウトしたのもこの「同性愛宣伝禁止法」に対する抗議のため。ロシアの法律がセレブ界にも大きな影響を及ぼしているみたい。