マドンナ、パリでサプライズパフォーマンスを敢行
11月13日(金)にパリで発生した同時多発テロ事件。先週、マドンナが街なかに突如出没、犠牲者に歌を捧げたそう。
マドンナ(Madonna) photo : courtesy of Madonna via instagram
12月9日(水)にパリのレピュブリック広場に現れたマドンナ。一緒にいたギタリストとサプライズライブを敢行し、ジョン・レノンの「イマジン」、自分の「ライク・ア・プレイヤー」やニューアルバムに収められている「ゴーストタウン」など数曲を披露したそう。マドンナは歌いながら、一緒にいた10歳の息子デヴィッドの肩を抱きしめていたとか。
マドンナは集まった人々に「みんな、私たちがなぜここにいるのかわかっているでしょう。私たちは世界に愛と喜びを広げ、4週間前に亡くなった犠牲者の人たちに敬意を捧げるために平和の歌を歌いたい」「光を広げたい。私たちがみんな必要としているものだから」とコメント、涙をぬぐうシーンもあったそう。
このサプライズライブの前には、バーシーアリーナでコンサートを行ったマドンナ。コンサートの最後にはフランスの国歌「ラ・マルセイエーズ」を歌い「私たちは怖がって身をかがめたりはしない。1カ月前に起きたことを今考えているの。パリの人々の心、フランスの人たちの心は、他の街の人の胸のなかで脈打っている」と語ったそう。テロから約1カ月、世界中で不穏な動きが続いているけれど、改めて犠牲者に祈りを捧げたい。
text : Yoko Nagasaka