海外セレブゴシップ 2018/4/6(金)

ウィリアム王子&キャサリン妃の第3子、ラストネームは持たない?

でも必要となれば、いくつかの選択肢はあるのだそう。

 

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もうすぐ第3子が誕生予定の、ウィリアム王子&キャサリン妃。王室専門家マレーネ・ケーニヒさん曰く、新ロイヤルベビーはラストネームを持たないことになるのだそう。その理由とは何なのか、彼女に聞いてみた。

伝統を重んじる英国王室には独自のルールがあり、英国君主の子供や孫には「HRH(ヒズ/ハー・ロイヤル・ハイネス)」からはじまるプリンスorプリンセスの称号が与えられるのは、ご存じのとおり。そして称号を与えられた王族は、姓を名乗る必要がないのだとケーニヒさんはいう。「ロイヤルベビーには名字がなく、出生届にはHRH、プリンスもしくはプリンセス、そして名前のみが記入されます」とコメント。

 

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でも学校に通うとなると、話は変わってくる。学校の先生やクラスメイトたちに「HRH」や「王子」と呼ばせるわけにもいかないため、昨年9月にトーマス・バタシー・スクールに入学したジョージ王子は、「ジョージ・ケンブリッジ」の名前を使用。「ケンブリッジ」は父ウィリアム王子の公爵位からとったもので、「他のクラスメイトと同じように接してもらえるように」という願いが込められているのだとか。

それにウィリアム王子もハリー王子も、王立陸軍士官学校では、父チャールズ皇太子の称号(プリンス・オブ・ウェールズ)から「ウェールズ」をとり、それぞれ「ウィリアム・ウェールズ」「ハリー・ウェールズ」と名乗っていた。ウィリアム王子&キャサリン妃の第3子も、学校に通う際は「ケンブリッジ」もしくは「ウェールズ」の名字を使うかも?

 

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そのほかにも選択肢はあり、エリザベス女王の家名である「ウィンザー」や、ロイヤルファミリーの正式な姓「マウントバッテン=ウィンザー」を名乗ることもできる、とケーニヒさん。

英国王室のウェブサイトにも次のように書かれている。「ロイヤルファミリーの正式な姓は『ウィンザー』です。それは1952年にエリザベス女王が即位された際に定められました。しかし『ウィンザー』という名字は、ジョージ5世の子孫(男性や結婚していない女性たち)にも使用されています。そのため、女王とフィリップ王配は、直系の子孫とそうでないメンバーを区別するためにも、HRHや王子、王女を名乗る者(既婚女性以外)は、『マウントバッテン=ウィンザー』を名乗っていいと1960年に宣言したのです」

いずれにせよ、ファーストネームは第3子の誕生後、ラストネームは学校に入学する際には明らかになるはず。果たしてどんな名前が付けられるのか、そして性別はどちらなのか、発表が待ちきれない!

Photos: Getty Images Translation: Reiko Kuwabara From Town & Country

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