パリス・ジャクソン、祖父ジョー・ジャクソンの死を追悼
マイケル・ジャクソンやジャネット・ジャクソンの父、ジョー・ジャクソンが現地時間6月27日(水)に亡くなった。孫のパリス・ジャクソンが追悼のメッセージを発表している。
自分の子どもたちが結成したジャクソン5のマネジメントやプロデュースを務め、マイケル・ジャクソン、ジャネット・ジャクソンやラトーヤ・ジャクソンらをスターに育て上げたジョー・ジャクソン。膵臓癌で亡くなったことが明らかになった。89歳だった。
孫のパリス・ジャクソンは最後に撮った写真をインスタグラムにアップ。「あなたと最後のときを一緒に過ごせたことがすべて。あなたに伝えたかったことをさよならを言う前に伝えられたことはとても大きな恵みよ」とコメント。「あなたと一緒に過ごした瞬間、特に最後の瞬間を私は死ぬまで大切にする。あなたの手を握り、横に寝て、抱きしめ、あなたの頬や額にキスをすることができたのは、私にとってあなたが思う以上に大きな意味があるの」
courtesy of Paris Jackson Via Instagram
「私が幼かった頃にあなたがくれたアドバイスを思い出して語る。あなたの目に光が宿り、私の父が話してくれたあなたの思い出話をあなたと分かち合う。冗談を言って最後の笑い声を聞く。そうやってお別れできたことを思うと私の心はいっぱいになる」。
ジョーを「最初の本物のジャクソン。すべてを始めた伝説」と呼ぶパリス。その功績が賞賛される一方、子どもたちに対する暴力行為があったと非難されたこともあった。ジョーがいなかったらマイケルやジャネットのキャリアも、世界のポップミュージックも今とは違う姿になったはず。改めて安らかな眠りを祈りたい。
text: Yoko Nagasaka