セレブのファッションを容赦なく批判するテレビ番組、「ファッションポリス」の司会でおなじみのジョーン・リバース。先月末に声帯の手術中に呼吸不全に陥り、そのまま昏睡状態に。9月4日（木）、81歳で亡くなった。
 
これを受けて「ファッション～」で共演していたケリー・オズボーンが声明を発表。「ジョーンは私にとってボスであり、同時に先生、セラピスト、親友、インスピレーションの源、そして祖母のような存在でした」とFacebookに投稿したそう。
 
晩年のジョーンはテレビ番組のホストとして有名だったけれど、もともとは男性主流のコメディ界でコメディエンヌとしての道を切り開いた人。生前のジョーンに「太り過ぎで醜い」と悪口を言われたことのあるレナ・ダナムもその功績を讃えて、「今日私にTwitter上で“醜い”って言う人たちはみんなジョーンを偲んでそう言っているのよね。だからみんな愛している」と彼女流のお悔やみのメッセージを寄せたそう。
 
セレブの悪口を言いまくる反面、自身も「美容整形のやり過ぎ」とたびたびからかわれていたジョーン。レナ曰く「ジョーンがこの世から去っても鼻だけは残る。ポリエチレン製だから」。シニカルな笑いを愛したジョーンに相応しい別れの言葉かも。安らかな眠りをお祈りしたい。鼻以外の。