イザベラ・ロッセリーニ、巨大な母イングリッド・バーグマンにびっくり!@カンヌ映画祭
今年のカンヌ映画祭の公式ポスターに起用されたのは女優イングリッド・バーグマン。彼女の娘で女優のイザベラ・ロッセリーニが映画祭に出席、母のポスターを見た感想を語ったそう。
今回のカンヌ映画祭の公式ポスターは今年が生誕100年に当たるイングリッド・バーグマン。彼女と映画監督のロベルト・ロッセリーニの娘で女優のイザベラ・ロッセリーニが映画祭に参加。「ある視点」部門の審査員長も務めるイザベラは「母がいたるところにいるの。カンヌ中に母がいるわ。本当に素晴らしいこと」とコメント。母の姿を見ると感極まってしまうそうで「ポスターの大きさには驚いたわ。どこに行ってもどの店に入っても母がいるのにはびっくり。母はカンヌ全体の大きな天使みたいね」と語ったそう。
また今週初めにはイングリッドへのオマージュとして彼女を追ったドキュメンタリー映画『Ingrid Bergman, in Her Own Words(原題)』が上映。イザベラ曰く「母は日記や手紙、すべてを捨てないでとっておく人だった」とか。ちなみにその理由をイザベラが尋ねると「私の人生はアーティストとして重要なものになると思うから」と答えたそう。
死後もアイコンとして生き続け、ポスターに登場したイングリッドはまさにアーティスト! きっと今頃、会心の笑みを浮かべているはず。
text : Yoko Nagasaka