海外セレブゴシップ 2015/1/13(火)
2015年オスカー前哨戦

第72回ゴールデン・グローブ賞、結果発表!

現地時間1月11日(日)、LAで開催された第72回ゴールデン・グローブ賞授賞式。『6才のボクが、大人になるまで。』が映画・ドラマ部門の作品賞ほか最多3部門を受賞!

最多3部門を受賞した『6才のボクが、大人になるまで。』チーム。左から、母親役のパトリシア・アークエット、長女役ローレライ・リンクレイター、リチャード・リンクレイター監督、主人公の少年役エラー・コルトレーン、父親役のイーサン・ホーク photo : Getty Images

アカデミー賞の行方を占う前哨戦のひとつ、ゴールデン・グローブ賞。現地時間1月11日(日)に授賞式が開催、気になる受賞結果をお届け!
 
映画・ドラマ部門の作品賞ほか、最多3部門に輝いたのは『6才のボクが、大人になるまで。』。主人公の少年が6歳から18歳に成長するまでの軌跡を、12年間という歳月をかけて同じキャストで撮影し続けた画期的な作品で、作品賞のほかリチャード・リンクレイターが監督賞、母親役のパトリシア・アークエットが助演女優賞を受賞。オスカー戦線に向けて好発進をきった。

ドラマ部門女優賞受賞のジュリアン・ムーア(左)、ドラマ部門男優賞受賞のエディ・レッドメイン(中央)、コメディ/ミュージカル部門女優賞受賞のエイミー・アダムス(右) photo : Getty Images

また映画・ドラマ部門の男優賞を制したのは『博士と彼女のセオリー』のエディ・レッドメイン。物理学者のスティーブン・ホーキング博士と妻の半生を描いた伝記映画で、ALSを発症し車椅子生活を余儀なくされながらも学問を探求し続けたホーキング博士役を熱演。同じくイギリス出身、こちらも伝記映画『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』で実在の数学者を演じたベネディクト・カンバーバッチとの英国俳優対決は、エディに軍配が上がる結果に。コメディ/ミュージカル部門で男優賞を受賞したマイケル・キートン(『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』とともにオスカー獲得に向けて一歩リード!
 
ドラマ部門女優賞を受賞したジュリアン・ムーア(『アリスのままで』)は、過去4回アカデミー賞にノミネートを果たすも、オスカーはいまだ無冠。コメディ/ミュージカル部門で女優賞受賞のエイミー・アダムス(『ビッグ・アイズ』)も、過去5回のアカデミー賞ノミネートを誇る実力派ならもオスカーは無冠で、ジュリアンとともにゴールデン・グローブ受賞で弾みをつけて悲願のオスカーを狙う。コメディ/ミュージカル部門の作品賞は、『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』を押しのけて『グランド・ブダペスト・ホテル』が受賞した。

そのほか、映画部門の受賞結果は以下の通り。これを踏まえて本戦のアカデミー賞がどうなるのか、現地時間2月22日(日)のアカデミー賞授賞式が待ち遠しい!  
 
<映画の部>
 ※★が受賞
 
●ドラマ部門作品賞
★『6才のボクが、大人になるまで。』
『フォックスキャッチャー』
『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
『Selma(原題)』
『博士と彼女のセオリー』
 
●ドラマ部門女優賞
ジェニファー・アニストン 『Cake(原題)』
フェリシティ・ジョーンズ 『博士と彼女のセオリー』
★ジュリアン・ムーア 『アリスのままで』
ロザムンド・パイク 『ゴーン・ガール』
リース・ウィザースプーン 『Wild(原題)』
 
●ドラマ部門男優賞
スティーブ・カレル 『フォックスキャッチャー』
ベネディクト・カンバーバッチ 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
ジェイク・ギレンホール 『Nightcrawler(原題)』
デヴィッド・オイェロウォ 『Selma(原題)』
★エディ・レッドメイン 『博士と彼女のセオリー』
 
●コメディ/ミュージカル部門作品賞
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
★『グランド・ブダペスト・ホテル』
『イントゥ・ザ・ウッズ』
『Pride(原題)』
『St. Vincent(原題)』
 
●コメディ/ミュージカル部門女優賞
★エイミー・アダムス 『ビッグ・アイズ』
エミリー・ブラント 『イントゥ・ザ・ウッズ』
ヘレン・ミレン 『マダム・マロリーと魔法のスパイス』
ジュリアン・ムーア 『マップ・トゥ・ザ・スターズ』
クヮヴェンジャネ・ウォレス 『ANNIE アニー』
 
●コメディ/ミュージカル部門男優賞
レイフ・ファインズ 『グランド・ブダぺスト・ホテル』
★マイケル・キートン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
ビル・マーレイ 『St. Vincent(原題)』
ホアキン・フェニックス 『Inherent Vice(原題)』
クリストフ・ヴァルツ 『ビッグ・アイズ』
 
●アニメーション作品賞
『ベイマックス』
『The Book of Life(原題)』
『The Boxtrolls(原題)』
★『ヒックとドラゴン2(仮)』
『LEGO ムービー』
 
●外国語映画賞
『Turist(英題)』 (スウェーデン)
『Gett: The Trial of Viviane Amsalem Gett(英題)』 (イスラエル)
『イーダ』 (ポーランド/デンマーク)
★『リヴァイアサン』 (ロシア)
『Mandariinid(英題:Tangerines)』 (エストニア)
 
●助演女優賞
★パトリシア・アークエット 『6才のボクが、大人になるまで。』
ジェシカ・チャステイン 『A Most Violent Year(原題)』
キーラ・ナイトレイ 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
エマ・ストーン 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
メリル・ストリープ 『イントゥ・ザ・ウッズ』
 
●助演男優賞

ロバート・デュヴァル 『ジャッジ 裁かれる判事』
イーサン・ホーク 『6才のボクが、大人になるまで。』
エドワード・ノートン 
『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
マーク・ラファロ 『フォックスキャッチャー』
★J.K. シモンズ 『セッション』
 
●監督賞
ウェス・アンダーソン 『グランド・ブダペスト・ホテル』
エイバ・デュバーネイ 『Selma(原題)』
デヴィッド・フィンチャー 『ゴーン・ガール』
アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
★リチャード・リンクレイター 『6才のボクが、大人になるまで。』
 
●脚本賞
ウェス・アンダーソン 『グランド・ブダベスト・ホテル』
★アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ、ニコラス・ジアコボーネ、アレクサンダー・ディネラリス、アルマンド・ボー 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
リチャード・リンクレイター 『6才のボクが、大人になるまで。』
グラハム・ムーア 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
 
●音楽賞
アレクサンドル・デスプラ 『イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密』
★ヨハン・ヨハンソン 『博士と彼女のセオリー』
トレント・レズノア&アッティカス・ロス 『ゴーン・ガール』
アントニオ・サンチェス 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
ハンス・ジマー 『インターステラー』
 
●オリジナル歌曲賞
ラナ・デル・レイ 『ビッグ・アイズ』より「ビッグ・アイズ」
★ジョン・レジェンド&コモン 『Selma(原題)』より「Glory」
パティ・スミス&レニー・ケイ 『ノア 約束の舟』より「Mercy Is」
グレッグ・カースティン、シーア・ファーラー、ウィル・グラック 『ANNIE アニー』より「Opportunity」
ロード 『ハンガー・ゲーム3 マネシカケスの少女』より「Yellow Flicker Beat」

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