エミリー・ラタコウスキー、性差別的で盗用疑惑の「ブラード・ラインズ」が大嫌い
ロビン・シックの大ヒット曲『 ブラード・ラインズ~今夜はヘイ・ヘイ・ヘイ♪』のPVでヌードを披露、一躍有名になったモデルで現在アップカミングな女優、エミリー・ラタコウスキー。この曲が大嫌いであることを雑誌『GQ』のインタビューで激白!
『ブラード・ラインズ』のPVでヌードになり一躍有名になったエミリー・ラタコウスキー。服を着たロビン・シックとファレル・ウィリアムズがヌードの女の子の耳元で「何が欲しいかわかっているよ」と囁くというコンセプトは、出演依頼があったときから「とてもひどい」と思っていたそう。「彼らが私に十分なお金を払ってくれるとは到底思えなかった。全然興味がなかったわ」というエミリー。
でも「監督のダイアン・マーテルを知っていたの。彼女は賢くて文化的にも繊細で、女性をどう描くかを説明してくれた」そう。だから出演を承諾したものの、現在では「ヌードになる必要はなかったと思う。今、依頼が来たらおそらくノーって言うと思うわ」と後悔しているそう。今でもこの曲が嫌いでクラブやバーでかかるとその場を離れたり、隠れたりしてしまうとか。
ちなみにヌードの女性が登場するこのPVは女性を蔑視していると話題になったけれど、歌詞も性差別的だと問題に。ボストン大学ではロビンのコンサートを中止する署名活動が起き、歌詞を書いたロビンはその年の「性差別主義者ナンバーワン」に選出! さらにメロディの盗用で訴えられ、敗訴したという事件も。これだけよからぬエピソードが満載だと、エミリーが出世作に冷たいのもわかる気がする。
text : Yoko Nagasaka