セリーヌ・ディオンはホームページとFacebookで夫で元マネージャーだったレネ・アンジェリルの死を公表。声明文は彼女のスタッフによるもので「私たちはレネが今朝、ラスベガスの自宅で、長く勇敢な闘病生活ののち死去したことを発表しなくてはならないことに深い悲しみを感じています。家族は密やかに死を悼むことを望んでいます」と発表。アンジェリルは73歳で亡くなったのは彼の誕生日の前日だったそう。この1年に渡り咽喉ガンと闘っていたとか。
 
昨年夏に「USAトゥデイ」のインタビューで夫の病気について語っていたセリーヌ。「レネは“君の腕の中で死にたい”って言われたの。私は“いいわ。その場にいるから、あなたは私の腕の中で亡くなるのよ”って答えた」と明かしていたそう。
 
また死の第一報の後の報道によると、葬儀はモントリオールノートルダム聖堂で行われるそう。ここはセリーヌとレネが1994年に結婚式を挙げた思い出の場所。これはレネの最後の望みだったとか。
 
しかし哀しみはこの2日後にも。実は終末期医療を受けていた兄のダニエルもがんで16日(土)亡くなったそう。
 
立て続けにもっとも身近な人を2人亡くした心中は察してあまりあるもの。同時に夫と兄の闘病を見守りながら、年末のコンサートではそんな姿を微塵も見せず、かつ死にゆく人の望みにも真摯に向き合っていたセリーヌから本当に強い家族の愛情とは何かを学べそう。