ケイト・ブランシェット、ソニー重役メール流出時の男女差別メールついて語る
昨年12月に北朝鮮のハッカーによるサイバー攻撃で流出したソニー・ピクチャーズの重役たちのメール。そのなかにはケイト・ブランシェットのアカデミー賞受賞に関するやりとりもあったそう。このメールの内容についてケイト本人が口を開いたとか!
アンジェリーナ・ジョリーが「甘やかされた女優」と書かれていたことが話題になった、ソニーの重役メール流出事件。実はケイト・ブランシェットも、あるプロデューサーのメールのなかで悪口を書かれていたそう。内容はケイトが『ブルー・ジャスミン』でアカデミー賞を受賞したことについて。プロデューサーは「主演賞を取る男優は、主演賞の女優よりも高いハードルをクリアしている。ケイトの演技は素晴らしかったけれど、主演男優賞の候補たちの足元にも及ばないよ」と書いていたとか! 「女優は男優に劣る」と言っているも同然の会話をハリウッドのプロデューサーがしていたことに愕然。
これについてケイトが初めて語ったそう。雑誌のインタビューで「そういうことを言うのは彼が初めてではないわ」と冷静にコメントしたケイト。「ああいうくだらない記事は読まないの。ソニーのハッキングの話題には興味があるけれど、誰が誰についてなんて言ったか、という意味ではね」と語ったそう。
さらにケイトは「私はこの業界で自分のやっていることをみんなに好きになってもらおうと思っていない。私の仕事に対する一番厳しい批評家は私。だから私以上に酷いことを言える人はいないのよ」とも! なんてかっこいい……。誰かに悪口を言われたときのために覚えておきたいセリフに決定。
text : Yoko Nagasaka