ケイト・ブランシェット、ストレスで髪が抜けた過去を告白
アカデミー賞を始め映画&演劇界の賞を多数受賞、演技派女優として君臨するケイト・ブランシェット。なんと演技のストレスで髪が抜けてしまった過去があったとか!
ケイト・ブランシェットがプレッシャーに苦しんだというのは2009年に出演した舞台「欲望という名の電車」。テネシー・ウィリアムズが原作のこの有名な舞台でケイトが演じたのは主人公のブランチ。名家出身だけれど現在は没落してしまった未亡人で、過去の栄光を捨てられないまま妹ステラと暮らし始めるという役柄。ケイトの演技は高評価を受け、劇場側が3ヶ月の公演延長を申し出るほどだったそう! でもケイトがそれを断ったとか。
新聞「デイリーテレグラフ」のインタビューでケイトはその理由を告白。「ブランチをあと3ヶ月演じるのは無理だと思った。激やせしてしまったし、髪も抜けてきていたから」とか。
でもこのブランチ役、何かに似ている、と思った人も多いはず。そう、ケイトがアカデミー主演女優賞を受賞した映画『ブルージャスミン』のヒロイン! ケイト曰く「ウディは“これは「欲望という~」とは違う”と言い続けていたけれど、ブランチ役がこの役の試金石になったのは間違いないわ」と語ったそう。
名優ケイトをここまで苦しませ、オスカーを受賞した演技にも影響を与えたブランチ役。ケイトには申し訳ないけれど、ぜひ再演してほしい!
text : Yoko Nagasaka