海外セレブゴシップ 2015/12/9(水)

BBCの本気! ベン・ウィショーのドラマ「London Spy」の最終回に賛否両論

主演のベン・ウィショーとエドワード・ホルクロフトのベッドシーンがイギリスで話題を呼んだBBCドラマ「London Spy(原題)」。その最終回が12月7日(月)に放送されたそう。最後の最後まで賛否両論だったもよう。

ベン・ウィショー(Ben Whishaw) photo : Getty Images

BBCドラマ「London Spy」の最終回に、イギリスマスコミは賛否の二手にきっぱり分かれているとか。まずは賞賛派より。このドラマはベン・ウィショー演じるダニーがエドワード・ホルクロフト演じるアレックスと恋に落ちるものの、彼が失踪しスパイであることが発覚。ダニーは彼が消えた謎を追うというストーリー。エンタメサイト「ラジオタイムス」の記者は「これは異なる世界に属し、衝突しあう社会に馴染めない2人の人間の恋愛物語」「ゲイであることは2人の感情を定義するものではない」と評価。新聞「ガーディアン」紙も「この番組への気持ちは曖昧な感じ」と戸惑いを見せつつも「スパイに関する物語が本筋ではなく、人間関係や疎外された者たち、人々が融合しようと試行錯誤することが主なテーマなのであれば、このドラマは大成功だ」と賞賛している。
 
一方、否定的な意見も。新聞「テレグラフ」紙は「ベン・ウィショーはいい俳優だが、筋書きがずさんすぎる」「一瞬『裏切りのサーカス』のようになったかと思うと次の瞬間は『ボーン・アイデンティティ』になる。どちらでもいいけど、両方一緒にやるのは頼むからやめてくれ」と懇願口調で批判。
 
しかし、賛否両論あるものの、このドラマがスパイものと見せかけて実は恋愛もの……と見せかけて実は「同性愛者であることは人にとってほんのひとつの側面にすぎない」というメッセージがうっすらと感じとれる終わり方。同性愛を危険要素のようにやり玉にあげるロシアの名前を出して最終回批評をするメディアもあった点から見ても、通信庁の一連の対応から見ても、BBCが本気を出したと見ても間違いではなさそう。本国では早くも「続編もあるのでは?」という声が上がり、読者を対象に投票をするサイトまで出現しているそう。ここまで話題になったこのドラマ、日本でも見られることを期待したい!

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