海外セレブゴシップ 2017/3/10(金)

アン・ハサウェイ、国連で育休制度の改革を訴える!

3月8日(水)は国際女性デー。国連の親善大使を務めるアン・ハサウェイが国連で開催された会合でスピーチ、世界各国や企業に対して有給の育児休暇が取れる制度を整えるように訴えた。

アン・ハサウェイ(Anne Hathaway) photo : Getty Images

スピーチの中で「アメリカで現在取れるのは12週間の無給の育児休暇です」と事例を挙げたアン・ハサウェイ。昨年第1子を出産したアンは、自分の経験を踏まえてこれでは不十分だと主張、「私たち、アメリカの親たちは収入のない3ヶ月で普通に働く状態に戻ることが期待されている」と語った。

さらに育児休暇を取れるのが女性だけではいけない、と指摘したアン。「私たちは育児に関する男性の役割を再定義し、育児が恥ずかしいものだと考えるのをやめなくてはいけない」「女性を自由にするためには男性を自由にする必要がある。なぜ私たちは父親を過小評価し、母親に過度な負担をかけるのでしょう?」と問いかけた。

スピーチでは「今の世界では、父親が2人という家庭もあります。産休制度はそういう家庭をどう扱うのでしょう?」という問題も提起。親善大使という役目を引き受けたのも、アメリカで多くの母親が経済的な理由で出産2週間後には仕事に復帰している事実にショックを受けたから、と語っている。先輩親善大使で同じく男女のジェンダー格差をなくすために活動しているエマ・ワトソンとは、また違った立場と視点から活躍してくれそう。今後のメッセージにも注目したい。

text : Yoko Nagasaka

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