9月8日(火)にイギリス議会上院の委員会に出席したアンジェリーナ・ジョリー。紛争下での性暴力の根絶を訴えるスピーチをしたそう。アンジーは「過去10年以上にわたり私は現地を訪れ、これまで長い間、その声が無視されてきた性暴力の犠牲者や家族たちに会ってきました。彼らの意見はこれまで聞き入れられず、不名誉を負わされてきました」とコメント。
 
さらに犠牲者が肉体的な苦しみはもちろん、それ以上に精神的に深い傷を負わされていることを訴えたそう。
 
「少女たちは肉体的な暴力よりも、自分たちの友達が奴隷として売られるのを目にしたり、自分たちの値段を男たちが交渉したりしているのを耳にすることのほうが辛いと語ってくれました。彼女たちの価値は40ドル、50ドルなのでしょうか？　それが彼らの考える価値なのですか？　彼女たちはとても屈辱的で気力を失うと語ってくれました。このような状況が、彼女たちに自分の価値について疑問をもたせているのです」
 
難民が大きな国際問題となっている今、これまで被害者の声を直接聞いてきたアンジーの証言は貴重。イギリスやヨーロッパだけでなく、世界中が耳を傾けるべき！