海外セレブゴシップ 2015/1/29(木)

アンジェリーナ・ジョリー、イラクの難民キャンプを訪問

国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)の特使を務めるアンジェリーナ・ジョリー。イラクにある難民キャンプを視察、「ニューヨーク・タイムズ」紙に署名入り記事を寄稿したそう。

アンジェリーナ・ジョリー(Angelina Jolie) photo : AFLO

「ニューヨーク・タイムズ」に寄稿した記事の冒頭で、「イラクを訪れるのは2007年から5回目になりますが、今回目撃したものほど酷い被害を見たことはありません」と明らかにしたアンジェリーナ・ジョリー。「この4年間で2300万人のシリアの住民のうち約半分が住む場所を追われています。イラクでも200万人以上の人が紛争と過激派グループによるテロから逃れてきています。難民と家を追われた人たちは口に出すこともできないほどの残虐な行為を目にしているのです」と現状を報告したそう。
 
シリアとイラクの難民たちに会い、言葉を失ってしまったというアンジー。「ISIS(イスラム国)に娘を奪われ、そして自分も彼女と一緒に誘拐されたかったと泣きながら語る母親に、何と言えばいいのでしょうか? 暴行され拷問されたとしても、娘と離れるよりはましだと彼女は言うのです」と惨状をレポート。さらにアンジーは「何百万もの難民を抱えるシリアの近隣国家を助けるためには、今以上の支援が必要」と国際社会に協力を訴えたそう。
 
日本でも連日伝えられているイラクやシリアを巡るニュース。その対立と難民問題は根深いけれど現状を知ることが重要な一歩のはず。今後のアンジーのメッセージやレポートもしっかり追いたい。

text : Yoko Nagasaka

MORE TOPICS

SHARE THIS ARTICLES

前の記事へ海外セレブゴシップ一覧へ次の記事へ

CONNECT WITH ELLE

エル・メール(無料)

メールアドレスを入力してください

ご登録ありがとうございました。

ELLE CLUB

ようこそゲストさん

ELLE CLUB

ようこそゲストさん
ログアウト